焼き直しシリーズ No.006
Tool information : Apophysis 7X.15 + PhotoshopCS2
今回は昔の画像の焼き直し(壁紙用としてサイズ変更)と、ほんのちょこっと、Apophysisのエディタでの便利機能の紹介です。
焼き直し前の画像はこんなの(↓)でした。
とても懐かしいです。ちなみに記事はココです。有意義な内容を何も書いていないことにショックを受けますw
この図形はランダム生成です。少しアレンジをしたバージョンも作ろうかと思ったのですが、トランスフォームが多すぎて諦めました。
もう一枚アップしておきます。焼き直し結果(↓)。
焼き直し前(↓)。
記事へのリンクはやめとくw
う~ん、こうやってみてみると、地味なのも良いのかなと思える。こんどは地味なまま綺麗に仕上げるようにしてみようと思った。
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さて、Apophysisのエディタでの便利機能ですが、簡単に書いてしまえば、トランスフォームのダブルクリックです。
例えばこんな状態(↓)のトランスフォームがあるとします。
この三角形をダブルクリック出来る場所は7ヶ所ありますね。各点の三ヶ所と各辺の三ヶ所、それと、それらで構成された面です。実は面以外の部分をダブルクリックすることで、三角形を部分的に初期化することが出来ます。以下のような感じです。
- O点のダブルクリック → O点が原点になるように三角形を移動する(三角形の形状は変化しない)
- X点のダブルクリック → 辺O-Xの長さを1.0にする(角XOYは維持したまま)
- Y点のダブルクリック → 辺O-Yの長さを1.0にする(角XOYは維持したまま)
- 辺O-Xのダブルクリック → 点Xと点Yを、最も近い水平または垂直の位置に移動する(角XOYの直角化)(辺X-Oと辺Y-Oの長さは維持)
- 辺O-Yのダブルクリック → 同上
- 辺X-Yのダブルクリック → 辺X-Oと辺Y-Oの長さを1.0にする(角XOYは維持したまま)
項目4と5は、結果をイメージし難いですかね。上の図の場合、こんなふう(↓)になります。
その他については、みなさんも実際に操作して確認してみてくださいね。
確認の際にちょっと便利な表示設定があるので、それも書いておきましょうかね。
「Transform」タグに表示される内容は、デフォルトでは「Rectangular」に設定されていると思います。この場合、各点の情報はX座標とY座標の値(O点基準)で表示されますね。下の図でもそうなっていると思います。
ただコレだと、トランスフォームを回転させるとわかりにくい数字(↓)になってしまいますよね。
なので、必要に応じて「Polar(deg)」に切り替えてみてください。下の図のようになります。
緑の部分にO点からの距離。青い部分に角度が表示されています。これでダブルクリックした時の変化を確認しやすくなったと思います。この表示の切り替えは通常の編集時でも使える場面が多いと思うので、覚えておいて損はないと思います。
ちなみに、今回はApophysis 2.09で確認しましたが、Apophysis 7x.15でも同じ動作をすると思います。
投稿日: 2011/02/11 カテゴリー: Apophysis 7X, Fractal, Tutorial タグ: Apophysis 7X, エディタ, トランスフォームのダブルクリック, 焼き直し, Tutorial, 使い方, 便利機能 | パーマリンク コメントする.
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