ギャスケットと呼ばれるものたちで遊ぶ

TITLE : エス - S - 20121208-1943-01

TITLE : エス – S – 20121208-1943-01

Tool information: Apophysis 7X.15D+ Photoshop
Multithreading: 10
Gamma: 2.0, Brightness: 3.0, Gamma_threshold: 0.01
Quality: 32000
Oversample: 4, Filter: 0.6
Total time: 38 minute(s) 14.50 second(s)
Transform count: 2
Has final transform: No
Used plugins: log


今回はギャスケットと呼ばれている模様について見てみようと思います。

が、その前にまず、前回の記事の補足というか、追記から(汗

前回の記事では、Spherical というバリエーションを使って作ることができる特徴的な模様で遊びました。

以下は前回の記事を書いた後で知った情報なのですが、前回のあの模様は Apollonian Gasket というパターンと良く似ているようです(↓)。

20121208-2045

↑Apollonian Gasket – Google 検索
http://goo.gl/9Qzo4

Apollonian Gasket というのは要するに、幾つか(最低三つ)の外接円を描き、その隙間にさらに外接円を描き、またその隙間に外接円を…、という作業を繰り返すことで描かれる模様のようですね。英語の Wikipwdia でも解説されています(↓)。英語、わかりませんが(滝汗

20121208-2049

↑Apollonian gasket – Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Apollonian_gasket

以前に grainie さんに教えてもらった以下のサイトでも Apollonian Gasket が紹介されていました。

20121208-2054-01

↑Fractals
http://paulbourke.net/fractals/

grainie さんに教えてもらったサイトは、いろいろな模様と名前が紹介されているのでとても助かります。

前回遊んだ模様は Apollonian Gasket とは作図条件が違うので、結果も微妙に違ったものになっていますが、とても良く似ていて面白いですね。

あぁそうだ、もう一つ、Fractal Science Kit のページでも沢山の模様が紹介されています。もちろん、Apollonian Gasket も紹介されていましたよ。

20121208-2109-01

↑Fractal Science Kit – Fractal Generator
http://www.fractalsciencekit.com/index.htm

Fractal Science Kit でも綺麗な模様が作れるようなので遊んでみたいのですが、Apophysis の操作性に慣れると少し億劫になってしまいます(汗


話は変わりますが、先日、m_chloe さんのブログでポストワークの記事が公開されました。

20121208-2153-01

↑毎日木っ端みじん
http://blog.chloe-m.com/

公開された記事では、Apophysis でのレンダリング後の加工から印刷までについてが書かれており、以前に書かれておられる水貼りの記事とあわせて読むことでパネル化までのひと通り? を、ある程度感じ取ることができます。

今回公開された記事は私がお願いして書いていただいたもので、m_chloe さんには大変感謝しております。なにより、解像度とプリント精度については 100dpi ~ 350dpi まで検証していただいており、正直、ここまでしていただけるとは思っていなかったもので、ありがたいやら申し訳ないやらという複雑な心境です。m_chloe さん、貴重な情報を本当にありがとうございました。

Apophysis を使って独特な作品を作っていらっしゃる方は数名存じ上げおりますが、m_chloe さんはそのお一人です。

私の知る限りでは、Apophysis で創った作品を印刷して仕上げ、実際に企画展等に出品し、販売までされている方は、日本人では m_chloe さんだけです(あら? m_chloe さんって日本人ですよね? ^^;)。

kent510 さんも展覧会に出品されていらっしゃるようですが、販売されているのかどうかはわからないです。

私もいつかは、Apophysis で創った画像たちを M30 かP30 ぐらいのパネルにしたいなと思っているのですが、パネル化の経験が無く、必要性も無く、飾る壁も無い、という三拍子が揃っている状態ので、なかなか実行に移せておりません。来年はとりあえず、プリントしてパネル化してみますかねぇ。30 号とか言ってないで、小さなものからw


さ~て、やっと本題に入れそうです(汗

今回は、前回に引き続きで「使い方&遊ぶ」シリーズにするつもりだったのですが、もうネタ切れです(汗

というか、今回扱うパターンが何なのかよくわからなくなってしまったので、シリーズにはできない感じです。今回以外のパターンで思いつくのはあと一つで、それはプラグインを使います。そうなるともう「使い方」シリーズにするのは難しいかなという印象もあるので、「使い方」シリーズは前回で終わりですかねぇ。案外短かったなぁ…。すみません(汗

いままで、Julian、Spherical と見てきましたが、今回はキャスケットです。

それってどんな模様かって? こんなんです(↓)。

20121208-2334-01

これはよく見る模様です。しかし、どれかのバリエーション固有の模様かというと、そうでもない。まぁ、Julian で紹介した模様も、ソレ固有というわけではないですけど、少なくとも Julian でよく見る模様とは言えました。しかし、今回のはなんとも言えないです。

このパターンについては、以下のチュートリアルで紹介されています。

20121208-234301

↑Working With Gaskets in Apophysis by *moonhigh on deviantART
http://moonhigh.deviantart.com/art/Working-With-Gaskets-in-Apophysis-292772758

ギャスケットと書かれています。ギャスケットって何なのかと。パッキンなわけないですよね。正直、わかりません(汗

どうやら帆船の帆をまとめるロープのことを指すようですが…、まぁ、なんとなくイメージが似ているような、そうでないような…。微妙ですねw

その意味を掘り下げても虚しいので、とっとと先に進みます。

さて、上のチュートリアルにはフレームデータが収録されていますが、それを開いてみると、このパターンが見られるのは「curl + mobius + julian」の組み合わせ。それと「spherical + glynnia」の組み合わせ。それと「spherical + julian」の組み合わせ。それと「flux」ですか。

ソレ以外にもありますね。例えば「curl + juliascope」でも見れます(↓)。

20121209-0010-01

↑Tutorial – Curlscope by ^SaTaNiA on deviantART
http://satania.deviantart.com/art/Tutorial-Curlscope-207757385

「juliascope + foci」や「foci 」でも見られるし、「log」でもこのパターンを作れます(↓)。

20121209-1451-01

「linear」でも似たようなものを作れます(↓)。恐らく、これが原型だと思っています。

20121209-1458-01

なんか、この上の画像はスクロールするとウネウネ動きますね。錯視ですかw

全てのバリエーションを調べることはできていませんが、探せば違うバリエーションでも今回の模様を見ることができるでしょう。

このパターンを作りたい方はチュートリアルで遊んでくださいね、としても良いのですが、せっかくなので、チュートリアルでは書かれていない「log」での作り方を書いておこうと思います。


Apophysis 7X.15D を起動して、F4 キーを押してエディターを開き、左上の「New flame」のアイコンを押します。

Variations タブを選択して、トランスフォーム 1 (以下、T1)の Linear を 0 にし、代わりに log を 1 にします。

Variables タブを選択して、log_base の値が 2.71828 になっていることを確認してください(おそらく、この値がデフォルトだと思いますが)。

Triangle タブを選択して、T1 を左に 1.0 移動します。

「New transform」のアイコンを押して、新しいトランスフォーム 2 (T2)を作ります。

Variations タブを選択して、T2 の Linear を 0 にし、log を 1 にします。

Variables タブを選択して、T2 の log_base の値も 2.71828 になっていることを確認してください。

Triangle タブを選択して、T2 を右に 1.6 移動します。

T2 を 180 度回転します。

メイン画面にはこんな模様(↓)が表示されていると思います。

20121209-1525-01

模様全体が収まるように調整するとこんな感じです(↓)。

20121209-1526-01

なんかスケベなブラジャーみたいですが、この状態から三角をいろいろと変更すると案外遊べると思います(↓)。

20121209-1702-01

上のサムネイルには「log」以外のバリエーションを使ったものも含まれています。log は普段あまり使わないので、今回は思いのほか楽しかったです。皆さんも遊んでみてくださいね。


え~っと、最後に情報をもう一つ。

「バリエーションでどのような模様が出るのかわからない」とお嘆きなあなたに、耳寄りな情報です(↓)。

20121209-1550-01

↑Variation Preview Flame Pack by `Platinus on deviantART
http://platinus.deviantart.com/art/Variation-Preview-Flame-Pack-338886424

Platinus さんが、バリエーションの影響について、一つ一つ調べてくれちゃったようです(↓)。

20121209-1556-01

上の図はフレームデータを開いてみたところですが、凄いですねコレw

ちなみに、以下のページでも幾つかの画像を見れます。

20121209-1553-01

↑Variation Preview Guide by Platinus on deviantART
http://platinus.deviantart.com/gallery/40721914

私も Apophysis を使い始めた頃にこういうデータを作ろうかと思ったことがあります。

しかしこれ、トランスフォームの状態やバリエーションの組み合わせ等を考えると、残念ながら、それ程あてにできる情報では無いと思うのです。それに Variables の影響もありますしねぇ…。それらを踏まえて全てを画像化することはもちろん不可能でしょうし、諸々の影響を頭でちゃんとイメージできない以上、結局は「試してみるしかない」わけで、そうすると、このような画像の意味は薄れてしまいます。

ともあれ、Platinus さんお疲れ様ですという意味では素敵なデータですし、サムネイルを作ってボ~っと眺めていると何か閃くかもしれませんw

あ、ちなみに、サムネイルを作る際はプラグインをたくさん使うのでご注意くださいませ。


それではいつものように、最後にその他の画像をアップして終わります。

Blue-block-20121208-1956-01_tn

TITLE : ブルーブロック – Blue block – 20121208-1956-01

Tool information: Apophysis 7X.15D+ Photoshop
Multithreading: 10
Gamma: 2.0, Brightness: 1.5, Gamma_threshold: 0.01
Quality: 32000
Oversample: 4, Filter: 0.6
Total time: 38 minute(s) 5.91 second(s)
Transform count: 2
Has final transform: No
Used plugins: log


TITLE : 雷鎚の連鎖 - Chain of thunder hammer - 20121208-1904-01

TITLE : 雷鎚の連鎖 – Chain of thunder hammer – 20121208-1904-01

Tool information: Apophysis 7X.15D+ Photoshop
Multithreading: 10
Gamma: 2.0, Brightness: 2.0, Gamma_threshold: 0.01
Quality: 16000
Oversample: 4, Filter: 0.6
Total time: 33 minute(s) 16.62 second(s)
Transform count: 2
Has final transform: No
Used plugins: julian, log


TITLE : 蒼玉の洞窟 - Sapphire cave - 20121208-1904-01

TITLE : 蒼玉の洞窟 – Sapphire cave – 20121208-1904-01

Tool information: Apophysis 7X.15D+ Photoshop
Multithreading: 10
Gamma: 2.0, Brightness: 6.0, Gamma_threshold: 0.5
Quality: 34000
Oversample: 4, Filter: 0.6
Total time: 40 minute(s) 17.87 second(s)
Transform count: 2
Has final transform: No
Used plugins: bipolar


TITLE : 光の樹 - Tree of Light - 20121208-1846-01

TITLE : 光の樹 – Tree of Light – 20121208-1846-01

Tool information: Apophysis 7X.15D+ Photoshop
Multithreading: 10
Gamma: 2.0, Brightness: 4.0, Gamma_threshold: 0.01
Quality: 40000
Oversample: 4, Filter: 0.6
Total time: 46 minute(s) 52.15 second(s)
Transform count: 3
Has final transform: No
Used plugins: bipolar, cylinder, pre_blur


TITLE : 無題 - Untitled - 20121127-2315-01

TITLE : 無題 – Untitled – 20121127-2315-01

Tool information: Apophysis 7X.15D+ Photoshop
Multithreading: 10
Gamma: 2.0, Brightness: 2.0, Gamma_threshold: 0.01
Quality: 28000
Oversample: 4, Filter: 0.6
Total time: 42 minute(s) 53.93 second(s)
Transform count: 2
Has final transform: No
Used plugins: log


TITLE : 無題 - Untitled - 20121129-0122-01

TITLE : 無題 – Untitled – 20121129-0122-01

Tool information: Apophysis 7X.15D+ Photoshop
Multithreading: 10
Gamma: 3.0, Brightness: 3.0, Gamma_threshold: 0.01
Quality: 28000
Oversample: 4, Filter: 0.6
Total time: 44 minute(s) 33.18 second(s)
Transform count: 2
Has final transform: No
Used plugins: log


TITLE : 無題 - Untitled - 20121208-1831-01

TITLE : 無題 – Untitled – 20121208-1831-01

Tool information: Apophysis 7X.15D+ Photoshop
Multithreading: 10
Gamma: 2.0, Brightness: 2.0, Gamma_threshold: 0.01
Quality: 46000
Oversample: 4, Filter: 0.6
Total time: 42 minute(s) 56.43 second(s)
Transform count: 2
Has final transform: No
Used plugins: polar, linear

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投稿日: 2012/12/09 カテゴリー: Apophysis 7X, Fractal, Tutorial タグ: , , , , , , , , , , | パーマリンク コメントする.

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