Apophysis – Render – apophysis と flam3 のレンダリング比較 –

さてと、まずは flam3 でのレンダリングの不具合について触れておきたいと思います。

甘菜を apophysis でレンダリングした結果はこれです。 もうお馴染みですよね。 そして、 flam3 でレンダリングした結果はこちらです。 え~、この点についてはサラリと流します。 原因が全くわかりませんからねぇ。 想像では、 flam3 が低密度部分の計算を省略? する過程で、微妙なグラデーション部分が全て吹き飛んだのだろうと思います。 つまり、低密度のグラデーションを多用した作品は flam3 でレンダリングしない方がよいという事でしょう。

不具合をもう一つ報告すると、次の作品を見てください。

apophysis での正常なレンダリング結果と、 flam3 での不具合の状況です。 この不具合は flam3 でレンダリングをするときに buffer depth を 16-bit にすると発生します。 またその際、クオリティ設定が高いほど、状況が悪化します。 先の例は、クオリティが 16000 の場合です。 しかし、どのようなフレームでも問題が発生するのか、については未確認です。

次は注意点ですが、 flam3 でレンダリングをする際は buffer depth を 32-bit float か 64-bit にする方が良いようです。 16-bit と 32-bit では、密度の評価が機能せず、ボカシがかかりません。 低密度部分の計算の省略? は行っているようですが、ボカシ用の評価値が算出されないようなのでボケません。

次はレンダリング画像についてみてみましょう。 まずは全てにおいて固定の設定ですが、 apophysis では filter radius は 0.1 、 oversample は 2 、 limit memory usage は 1024 です。 flam3 では filter radius と oversample は apophysis と同じ。 strip は 1 、 estimator はそれぞれデフォルトのままです。

まずは apophysis からです。

Quality200-32f-32i -48i-64i
Quality500-32f-32i -48i-64i
Quality1000-32f-32i -48i-64i
Quality2000-32f-32i-48i-64i
Quality4000-32f-32i-48i -64i
Quality8000-32f-32i-48i-64i
Quality16000-32f-32i -48i-64i

次は flam3 です。

Quality200-16i-32f-32i-64i
Quality500-16i-32f-32i-64i
Quality1000-16i-32f-32i -64i
Quality2000-16i-32f-32i-64i
Quality4000-16i-32f-32i-64i
Quality8000-16i-32f-32i-64i
Quality16000-16i-32f-32i-64i

次はレンダリング時間ですが、こちらを見てください。

今回の実験の結論としては、 flam3 にはレンダリング時間の短縮を望めないようです。 flam3 の効果はやはり、低クオリティ設定でも良好なレンダリング結果を得られる点にあるようです。 Quality200 の 32f の画像を見比べてみてください。 flam3 の場合は低密度部分の粒子感が低減されているのがわかります。

flam3 のボカシを作風だと解釈すれば、 Quality500-32f あたりでも十分鑑賞に堪えれそうな気もします。 もちろん精細さには欠けますが、かすれてボケているようで、味があるとも受け取れるのは私だけでしょうか。

flam3 の分割レンダリングについては、必要なメモリが確保されている場合は分割してはいけないということもわかりました。 レンダリング時間の図で、 Quality8000-32f だけ強制的に分割してみたのですが、逆効果になっています。 分割数は基本的に 1 とし、 flam3 に自動判定してもらった方が良いでしょう。 今回の画像の場合だと、buffer depth が 32-bit float 、 サイズが 6400 x 3600 の場合、自動的に 2 分割されました。 もちろんフレームデータや PC のメモリの状況にもよりますが、私の場合、現時点でこれほど大きなサイズのレンダリングをすることは、まず無いです。

最後になりますが、レンダリング時間はフレームデータの内容で大きく変わると思いますし、速度差もフレームによって違いが出るかもしれません。 今回の結果は一例と解釈してくださいますよう、お願いいたします。

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